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世界で最も美しい駅 アントワープ中央駅

世界で最も美しい駅のひとつと言われている、ベルギーのアントワープ中央駅(蘭:アントウェルペンStation Antwerpen-Centraal
1895年着工、1905年竣工。
ベルギーはブリュージュ出身のルイ・デラサン・セリ設計

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ドイツのデュッセルドルフ駅からバスで到着したのでまずは外から見ました。駅前の広場に観覧車が。

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中に入ってみると、これは駅?駅なのか?という荘厳な空間。
まずホール。見上げて見ると駅というか大聖堂か何かなのか。
床に寝そべったりカメラを床において写真を撮っている人もちらほら。
中央にこれまた立派な階段が。
階段の踊り場左側には一等待合室だったスペースを利用したカフェ「ロイヤル・カフェ」があります。入ってはいませんがそれはそれは美しいらしい。

 

階段を昇っていくとクレメント・フォン・ボガート設計によるプラットホームが。アーチの屋根、どーん。完成当時はガラスだったそうですが、いまはポリカーボネートになっているとのこと。

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4層になっており、上から2層目(地上階)は商業区域と通路、ほか3層がホームで電車が停まっている。
なお4層になったのは1998年からのリニューアル工事によるもの。
構内にはベルギーワッフルの店も。
2層目の商業区域には飲食店やスーパーマーケットなどがありましたが、夜8時過ぎに通ったらほとんど閉まっていました。
正面からこの商業区域を抜けて逆側の出入口の自動ドアがかっこかわいかった。

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ホールの階段裏側にコインロッカーがあったので、ブリュッセルに移動する日、ホテルをチェックアウトした後に利用。硬貨を入れると横のパネルに何ヶ国語か説明が出るのだけれど日本語ありだった。写真撮り忘れた。
フランダースの犬で有名なノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)に行ったときに日本語のパンフレットがあったというのでも実感したけど、アントワープに行く日本人の観光客多いんだな、と改めて感じました。


ベルギーの首都ブリュッセルへの電車はそれなりに本数があり、快速に乗れば40分ほどで着くみたいですが、ちょうど切符を買った直後に出る電車があったのでよく見ずに飛び乗ったら、各駅停車で1時間くらいかかってしまった。急いでいたわけでもなかったので、まいっか、と。やけに停まるなあと思っていたら、検札に来た車掌さんと手前に座っていた旅行者が話をしていて気づきました。英語だったからわかったけど、オランダ語とかフランス語だったらわからなかったな。
ベルギーの人って何ヶ国語話せるんだろう。