海外でSIMカードを使おう SIM2Flyを使ってみた
海外旅行なんてなかなか言ってられない、行ってられない今日この頃ではありますが。
みなさんは海外旅行に行ったときどのようにスマホを使っていますか。それぞれの国のSIMカード、さまざまな国で使えるSIMカード、日本の携帯電話会社のサービス、ポケットWi-Fi、いずれも使わずホテルや街中のWi-Fiのみ、といろいろあります。
自分の場合、何年か前はホテルや街中のWi-Fiのみ、もしくは行く国によってはポケットWi-Fiをレンタルしていましたが、近頃はSIMカードを使っています。
期間や行く国にもよりますが、さまざまな国で使えるSIM2FlyというプリペイドSIMを使ったので使い心地を。このSIMカードは日本で購入できます。なお使用するスマートフォンはSIMフリー端末もしくはSIMロック解除済のものでないとダメ絶対!使えません。
ヨーロッパ3ヶ国(ドイツ→ベルギー→フランス)を移動したときと、メキシコで使用。
SIM2Fly
タイの通信会社のもので、使用したのは70の国と地域で15日間4GB使用可能のもの。昨年購入して使ったのですが、その当時は6GBでした。現在、日本のAmazonやYahooショッピングなどで購入できるのは4GBのもの。いつの間にデータ通信量が少なくなったのか。なおデータ通信のみ、通話はできません。インターネット回線で通話できるもの、例えばLINE通話やskype電話などはもちろん使えます。アジア16カ国で8日間4GB使用可能のものもあり。そちらは少々お手頃価格。
日本でも使用できるので、初めての場合は出発前に試してみるといいかもしれません。もしくは家を出発する前に入れ替えて普段使っているSIMカードを家に置いていくなど。ただSIMカードを入れて使用し始めた時点で利用可能日がカウントされるのでそれを見越して試しましょう。時間はタイの現地時間でカウントされます。また、普段使用している電話番号はもちろん繋がらなくなるので電話が掛かってくる予定があるときは注意です。ちなみに試しに入れてみたあと一度抜いても使えました。ただ抜いたからといってその時間が延長される訳ではないのでご注意を。
自分が購入したところでは紙の説明書が入っていたので、書いてある通りにSIMカードを入れ替えて設定するだけです。
アクティベートできたらタイ語まじりのSMSが来ます。下のスクリーンショットには写っていないですが、使用可能期日(タイ時間)も届きます。海外の空港到着後は各国の通信会社の回線を利用できます。
データの残量確認方法
データの残量確認をしたい場合は、
「*111*6#」
にダイヤル(電話)します。しばらくするとSMSで使用した容量が送られてきます。これは英語なので読めた、よかった。
使用してみた感想
上記のヨーロッパ3ヶ国では、地方を走る長距離電車の中では3Gまたは圏外になることはありましたがそれ以外はほぼ使えました。現地通信会社のSIMを購入する場合は国をまたぐと都度購入、SIMカードの差し替えが必要ですがその手間がないのがとても便利でした。15日間で約3,300円は高くはないけれど安くもないと感じますが、上記の手間などを考えるととても使い勝手がよいと感じました。逆に1ヶ国のみの場合や現地SIMが安い場合などは現地で買う方がお得で便利な気がします。
メキシコでもほぼ使えました、いわゆる観光地メインだったのもあるかもしれませんが。ただメキシコは現地の携帯電話会社のSIMカードがかなりお手頃価格なので一度使用した以降は現地SIMを使っています。
一点だけ、なんだかなあと思ったのはタイ語で謎のSMSが来ることですかね。おそらく迷惑メールの類かと。このSIMカードを使わなくなったら来なくなりましたが。
しかし便利な世の中になったものです。世界のいたるところでこんなふうに携帯電話を使うなんてかつては考えられなかったな、と。いまとなっては使えないのが考えられない。今後も文明の利器に頼りまくる所存です。