ブリュッセル グラン・プラス
世界でもっとも美しい広場の一つともいわれる、ベルギーのブリュッセル中心部にある
グラン・プラス Grand-Plece
1998年にユネスコの世界文化遺産登録
ブリュッセル中央駅(蘭:Station Brussel-Centraal)から徒歩5分
縦70m、横100mと大きい広場ではないですが、四方に囲むように市庁舎、王の家、ギルドハウスといった建物が並んでいます。
ギルドハウスは昔のヨーロッパの商工業者の間で相結成されていた同行者の相互扶助組合ギルドの建物。
グラン・プラスと周辺の道は石畳。
広場に足を踏み入れてまず目を引いたのは高々とした塔を持つ市庁舎。
この市庁舎、左右対称ではなく、塔は正面からみて右にずれている。
滞在中、結婚式が執り行われていたようで、テラスに新郎新婦と親族が出てきており、広場では拍手喝采が。
市庁舎の向かいに現在は市立博物館として使われている王の家。
ギルドハウスは現在レストランやカフェとして使われており、土日の2泊の滞在だったからか、はたまた曜日は関係なくこの場所だからなのかわかりませんが、テラス席は常に人でいっぱいでした。おそらく中の席も。
なのでひたすらフリット食べていたような。いも、じゃがいも、フライドポテト。
フリットのお店は3件ほど行きましたが、グラン・プラスからも近い
フリットランド Flitlandのフリットがめちゃくちゃおいしかった。ここは2回行きました。なんだろう、あのおいしさは。量もなかなか。
ソース付で4ユーロ、なしだと3.2ユーロ。ソースは10種類くらいありましたが、1回はマヨネーズ、もう1回はケチャップをチョイス。マヨネーズとの組み合わせが好みでした。
それとベルギーと言えばのチョコレート。グランプラスの周りにも何件かチョコレートショップがありましたが、Leonidas レオニダスが美味しかった。王室御用達。なのにお手頃価格。まあ日本にもショップがあるんですけどね。
レオニダス | ベルギーで最も親しまれている伝統のチョコレート
ベルギーといえばもう一つ、ベルギービール。
グランプラスの市庁舎の並びに建っている、かつてビール鋳造業者のギルドとして使われていた建物の地下にあります。入場料は5ユーロ。博物館といっても短い映像とちょっとしたパネルがある程度。それらを見るとビールが1杯飲めます。2種類あったかな、どちらかを選べます。ちゃんとドラフトタワーというんでしょうか、コックから注いでくれます。博物館を期待して入るとがっかりするかもしれませんが、5ユーロで座っておいしいビールを飲めるところだと思って行くとよいかと。
ほかにもグランプラス近くに品揃え豊富な酒屋というかビール専門店もありました。なおスーパーで買うより少々お高いです。
夜にはライトアップがあるというので21時前に広場に戻ってみたところ、まだライトアップはされておらず。夏至に近かった時期なのもあり空がまだ暗くない、明るい。そしてすごい人。21時をまわって街灯がつきはじめ、空が少しづつ薄明に。昼間の青とは違う空の青と暖かな灯りのコントラスト。しばらく変わっていく表情を眺めていたけれど、22時を回っても空はまだ完全に暗くはならないのでホテルに戻ることに。
完全に暗くなったらどんなかんじだったのだろう。
7月1日からの自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの2019年スタート地点がブリュッセルだったので、広場の一角にオフィシャルショップがありました。ほかにもブリュッセル中央駅近く、芸術の丘へと上っていく道にも自転車を使ったオブジェが。
ツール・ド・フランスとはまた別ですが、
フランダースショップ Flanders Shopという雑貨屋に、自転車グッズが販売されていました。ユニフォームも飾ってあったな。
アートグッズなどおしゃれな雑貨も。
インフォメーションコーナーもあり、ブリュッセルとフランダース地方の情報を教えてくれるようです。
グラン・プラスの王の家の裏なので、自転車好きな人は覗いてみるのもいいかも。