メキシコシティ国際空港のカプセルホテルに宿泊
メキシコシティ空港、通称ベニート・フアレス国際空港内にあるカプセルホテル、
イズズリープ アエロプエルト IzZzleep Aeropuerto
日本のカプセルホテルを参考にしたホテルとのこと。
新しいのもありきれいだし、Wi-Fi完備、夜遅くに到着したり早朝の便で出発など、シャワー浴びて寝るだけであれば十分。ターミナル1,2どちらにもこのカプセルホテルがあり両方泊まったのでそのレポートを。
空港内ホテル事情
空港内にはこのカプセルホテルのほかにターミナル1にヒルトンホテル、ターミナル1直結でカミノレアルアエロプロトというメキシコの高級ホテルの1つがありますが、いずれもまあまあいいお値段。ほかにもシャトルバスがある周辺ホテルはあり。
そんな空港内および直結ホテルにしてはお手頃というかうれしいお値段のホテルがこのカプセルホテル。
時期や空き状況にもよると思うけれど、繁忙期などでなければ諸税込で4,000円ちょっと。
まずターミナル1にオープン、その後ターミナル2にもオープン。
いざホテルへ 行き方
ターミナル内にはカプセルホテルのサインがあるのでそれに従って向かいます。エクスペディアで予約したのですが、予約後ホテルから行き方の説明が書かれたメールが英語とスペイン語の2通送られてきました。予約時はIzZzleep Aeropuerto Terminal1 と Terminal 2があるので間違えないよう注意。
T1,T2ともサインはこのマーク。サインの横、もしくは下にCápsulas de descanso Sleep podsと書いてあります。
ターミナル1(T1)
サインに沿って行きます。
まず6番出口(Puerta 6)の手前にあるエスカレーターを2階に上がります。
上がって左に行くと数段の階段がありますがそちらには行かず、右方向(携帯電話会社のTELCEL方向)に進みます。
TELCELを通り過ぎ、飲食店が並んだフードコートのようなゾーンに出るのでそこを左。サインが出ています。
左に曲がって進み、つきあたり(バスのカウンターがある)になっているところを右。そのまま進むと左手にあります。駐車場の手前。サインがちょこちょこあるので分かりやすいです。
ターミナル2(T2)
同じくサインに沿って行きます。
1階(PB階)のバス、タクシー乗り場方面へ進みます。バスなどのサインに並んでSleep podsのサインも同じ方向にあり。
建物の端まで行くと一度外に出ますが、
右前方の建物に入るとすぐ右手にあります。
中の様子
T1,2とも入ってすぐの受付でチェックインを済ますと、カードキー、テレビのリモコン、靴下、耳栓、Wi-Fiパスワードがもらえます。受付は英語OK。
ターミナル1(T1)
受付をしてカードキーで最初の扉を開けるとスーツケースやバックパックなども入るロッカーと洗面台。ロッカーもカードキーで開閉。下の段でよかった。上の段だと大きい荷物いれるの大変そう。
ロッカー内にはタオルとブランケットあり。ターミナル2にはあったペットボトルの水がなかったけど、忘れられていたのかもしれない。
チェックインして荷物を入れていたときにタオルとブランケットを入れかえる作業をしていたところだったので。
洗面台の奥にトイレとシャワーブース。
トイレ、シャワーブース共、男女兼用と女性専用があり。
横長のロッカールームの左右に扉があり、カードキーで開錠すると中にカプセルがあります。男女混合。
ターミナル2(T2)
受付をしてカードキーで最初の扉を開けると廊下。廊下を右に行くと男女別のロッカールームと洗面台。洗面台の裏にトイレとシャワーブース。ロッカー内にはタオルとブランケット、ペットボトルの水。
左に行くと(おそらく)男女別の扉がありカードキーで開錠すると中にカプセルがあります。おそらく、と書いたのは受付で言われた通りの部屋に入ったというのと、前にT2を利用し、後日T1を利用したところ男女混合だったので、もしかしたらT2も混合だったのか?とあとで疑問に思ったので。記憶している限りだと男女別だったかと。
T1,2のいずれもトイレ、シャワーともとてもきれい。シャワー室にはボディソープとシャンプーあり。洗面所にはドライヤー付き。
ちなみにシーツは不織布。
カプセル内
カードキーで扉を開けて中に入ると、暗いけれどブラックライトがついていてなんだかとっても近未来的。
カードキーでカプセルの扉を解錠し中に入って扉を閉め、壁のパネルにカードキーを置くと施錠されます。パネルにある照明の調光部分を指でなぞると照明がつきます。照明をつけるまでブラックライトのみで暗いので、スマホや懐中電灯など何か明かりをすぐ出せる場所に持っていた方がよいです。
ちなみにこのパネル、チェックインのときに説明されるのだけど、覚えきれなかったのでいろいろいじってみて使い方がわかった。
USBポート、コンセントもあります。
扉のロック解錠ボタンも。日本のカプセルホテルは法律上「簡易宿所」になるのでカプセルに鍵をつけられないのだけれど、メキシコはOKのよう。壁には小さな折りたたみテーブルが埋め込まれている。ノートパソコンを操作するくらいなら使えそう。
天井にはテレビモニターが付いている。見なかったけれど。
モーニングコールもあり。ただしアナログでカプセルの扉をノックされる。利用はしなかったがコンコンされているカプセルがあった。
みんな寝るために泊まっているので静かに、というのとカプセル内は飲食禁止。
ターミナル内なので、飲食店やコンビニがあるため買い物や食事は出来る。T2に宿泊したとき、チェックインしたあと荷物を置いて21時過ぎにコーヒーを飲みに出ようとしたら、受付で「どこにいくの」と声をかけられたので、スタバにコーヒー飲みに行きたいと言うと「すぐそこね、それならOK」と言われたので、空港の外には出ないでね、ということだったのかもしれない。まあここに泊まって空港の外に出る人はいないと思うけど。
カプセルは2段なので下の段だと上の音が少し気になることもあるけれど、空港内でこの値段でシャワーを浴びられて横になって寝られるのは満足。
早朝便を待つのに空港内のテーブルのあるスペースで過ごしたこともありますが、みんなテーブルに突っ伏してた。そりゃそうだ、眠いもんね。
というわけで、このカプセルホテルおすすめです。