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トゥルムにある聖なる泉 グラン・セノーテ Gran Cenote

メキシコ屈指のリゾート地カンクンからバスで2時間ほどの街Tulum トゥルム。セノーテ、そしてカリブ海を一望するトゥルム遺跡ととにかくすてきな街です。カンクンからのツアーもあるようです。
欧米人らしき観光客が多く、メインの通りにはそういった人たち向けと思しきおしゃれなレストランやショップがたくさんあります。コンビニのOXXOも外観が白くておしゃれだったり。

 

 

  セノーテ cenote とは

 メキシコのユカタン半島にはたくさんのセノーテがあります。セノーテとはユカタン半島に見られる低平な石灰岩地帯に見られる陥没した穴に地下水が溜まった天然の泉です。ユカタン半島はメキシコだとユカタン州カンペチェ州キンタナ・ロー州が占めます。
リメンバーミーでミゲルが落ちるのもセノーテ。なおモデルはバヤドリドというところにあるCenote Samulá セノーテサムラだとか。
グラン・セノーテはトゥルム遺跡と近く、またその透明度からも観光客に特に人気があるそうです。

 

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グラン・セノーテへ 自転車で行ってみた

グラン・セノーテは朝8:00から。人が多くなると水が濁ってくるので早い時間に行くのがおすすめです。
自力で行くにはタクシーやレンタサイクルなどがあります。 

 

 

自転車を借りる

自転車は街中の旅行会社や自転車屋らしき店、ホテルやゲストハウスで借りることができます。泊まっていたゲストハウスで朝から夕方まで80ペソ(約400円,2020年5月現在1ペソ=5円で計算)でレンタルしていたので借りました。 ただ、ハンドブレーキがなかった。コースターブレーキというのでしょうか、停まるときはペダルを逆回転に漕ぐタイプ。慣れればそんなに大変ではなかったですが(個人の感想です)スピードが出過ぎないように気をつけました。急に停まるのはなかなか難しかったし。街中に停まっていた自転車を見たところ、ハンドブレーキがあるものもありましたが、なしの方が多かったような。Google map上でtulum rental bikeと検索すると自転車屋やツアー会社がたくさん出てくるので、値段やハンドブレーキ有無を現地で見てみると良いと思います。なおハンドブレーキありの方がきれいというか新しいもののほうが多かったのでレンタル料はちょっと高いと思います。

 

行き方

セントロのTULUMという文字オブジェがあるムセオ・デ・ラ・クルトゥーラ・マヤ公園を出発地点にして説明します。

 

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307号(カンクン・トゥルム自動車道)という大きな道路をしばらく東に進むとSúper Akí Tulumという大きなスーパーマーケットが左前方にある大きな交差点を左に曲がります。あとはひたすらまっすぐ。Google mapだとここから12分と出ましたがゆっくり漕いだらもう少しかかりました、20分くらいだったか。近くに看板が出てるのもあり分かりやすいです、道路の右手にあります。とてつもなく暑い日で、途中で観光バスやワゴンに追い抜かされ、到着したときは汗だく。

 

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セノーテに入る

 入口で入場料200ペソ(約1,000円)を支払い敷地内に入ります。進んで行くとシャワーや東屋(のようなちょっとした建物)があります。セノーテはその先の階段を降りるとあります。更衣室もありますが、水着を着ていくと楽です。屋外で着替えている人もいました。シャワーを浴びてからセノーテへと続く階段を降りますが、ちゃんと浴びていないと係員に注意されます。また水が汚れないように日焼け止めは禁止と注意書きがあります。シャワーでしっかり落として入りましょう。

 

 

 

階段を降りると、そこには青というのか透明というのか?まあとにかくめちゃくちゃきれいな泉が。降りたところでライフジャケット(50ペソ)やシュノーケル(たしか80ペソ)をレンタルできます。基本的に足がつかないところがほとんどなので少しでも不安があればライフジャケットを借りると安心です。レンタルする際にはIDを預けなくてはいけないので、パスポートなどを持参しましょう。借りた物を返却する際に返してもらえます。また有料ロッカーもありますが、利用せず荷物はその辺に置いておきましたが特に問題はありませんでした、が心配な方は利用しましょう。

 

セノーテに入ったのは9:30頃で少し遅かったかなと思いましたが、水はまだ澄んでいました。

うおー!めちゃくちゃきれい!すごい透明度。

 

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太陽光が水中でゆらゆらと揺れる「光のカーテン」もとんでもなくきれい。水中で使えるカメラがなかったので写真がない、そしてほかの写真もいまいちなので美しさが伝わらないのですが・・・とにかくきれい。実物を見て欲しいです、みなさんに。シュノーケルをつけて水中を見ながら移動。気持ちいいし最高。トンネルのようになっているところはもちろん光が入らず暗め。でもきれい。小さい魚がいたりもします。

 

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1時間ほど堪能し10時半頃にセノーテから上がったのですが、その頃にはずいぶんと人が増えて水が少々濁っていたのでやはり早めの時間に行くことをおすすめします。

芝生の上でみんな寝転がって日光浴をしていたので同じようにゴロリ。これも気持ちよかった。

 

カンクンからADOのバスでトゥルムへ行く場合

 カンクンからは2時間ほど、片道190ペソ(約1,000円)で行くことができます。トゥルムのバスターミナルはかなりこじんまりしていますが、大通り307号(カンクン・トゥルム自動車道)に面しており、上記のTULUMオブジェがある公園から西に200mほどのところにあります。

 

 

対してカンクンのバスターミナルはかなり大きいです。ダウンタウンにあり、リゾートホテルが立ち並んでいるホテルゾーンからは離れています。ADOのバスについてはこちら。

uchitosotoo.hatenablog.com

 
一日に何本も出ているので日帰りも可能ですが、すてきなことろなのでのんびりするのもおすすめです。

近くのトゥルム遺跡もとてもよかったので次に書きたいと思います。