ちょいと其処まで

旅とか建築とかデザインとかそのほかとか メキシコがすきです 

夏に大活躍 コロンビア オムニフリーズのタイツ

毎日毎日暑い日が続きますね。梅雨が長かったのと梅雨明け前に肌寒い日もあったのでまだまだ慣れないこの暑さ。毎年夏になると、毎年こんなに暑かったっけ?などと思うのですが暑いですね。ああ日本の夏、そして今年は例年よりちょっと緊張の夏、と言ったところでしょうか。

3年前に買った、アウトドアブランド コロンビア Colombiaのオムニフリーズのタイツ。コロンビアのホームページを見たところ、オムニフリーズゼロが正しい。このタイツにゼロZEROが書いていないだけなのか、当時はゼロがつかなかったのか記憶にないのですが、これが優れ物。夏のアウトドアに大変おすすめです。

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オムニフリーズゼロ OMNI-FREEZE ZEROとは、

最先端の冷却テクノロジー。持続的なクーニングを提供

冷却剤である小さな青いサークルが、汗を利用して生地全体の温度を瞬時に下げ、持続的なクーリングを提供。気温が高い状況においてもドライで快適な着心地を実現します。(コロンビアHPより)

最先端の冷却テクノロジー。持続的なクーリングを提供 OMNI-FREEZE ZERO|アウトドア用品のコロンビアスポーツウェア公式通販サイト

生地の内側にある青いサークル部分が水分(汗)を吸って温度を下げる、そしてそのまわりの速乾性の生地が外に水分を蒸発させるとのこと。

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汗をかいてもひんやり涼しい、というか汗をかいたら涼しいというのが正しいのでしょうか。風が吹いたらさらにひんやり。気持ちいいです。初めて履いたときは感動すら覚えました。上半身は汗だらだらだけど、このレギンスを履いている下半身はさっぱり感。先日久しぶりに履いたのですが、すごい、快適。

ただ、雨に降られるとけっこう寒い。通り雨や、雨が上がったあとはまた暑くなるような場合はいいのですが、山だとか夜になるとちょっと肌寒いところで雨なんて降った日には、ちょっとどころじゃなく寒くなります。冷えます。一度標高の高いところで夜に大雨に降られたあとは、寒すぎて早く着替えなければまずいぞ、という状況になりました。真夏でひたすら汗をかくような状況なら大丈夫だとは思いますが、状況によっては少し不向きなのかもしれません。

しかし!先日コロンビアのオンラインストアを見たら、タイツが売っていなかった!もう売り切れているのか、今年はタイツがなかったのか。Tシャツやアームスリーブはある様子。まだまだ暑い日が続くであろうこの夏、気になる方はぜひお試しを。

現存する日本最古のビヤホール銀座ライオン七丁目店

8月から放送される、名建築で昼食を食べるらしいドラマの宣伝を見ていたところ、行ったことのある、そしてランチをしたことがある場所がちらほら、その2。

ビヤホール銀座ライオン七丁目店は1934年(昭和9年)創設。現存する日本最古のビヤホールです。まさに老舗中の老舗ビヤホールサッポロビールサッポロホールディングス傘下の株式会社サッポロライオンの運営。夜はそれなりに行ったことがあるのですが、昼にランチを食べたのは数えるほど。最近行ったときは14時ちょっと前だったからか、こんな状況だからか人はまばらでした。夜はこのコロナ禍では行っていないので現在の状況はわかりませんがいつも混んでいて、写真を撮るにも人人人だったので載せられない・・・

歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ

歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ

  • 作者:甲斐 みのり
  • 発売日: 2018/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

東京メトロ銀座駅A3番出口から徒歩3分ほど、銀座六丁目という交差点の一画にあります。黄色地に黒い字で「ライオンビヤホール」と書いてある大きなサインがあるのでわかりやすい。

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この銀座ライオンビルは菅原栄蔵設計。
「豊穣と収穫」をテーマにしたインテリアの店内はとにかく荘厳な空間。一番の見どころといえば、入って正面、フロアの奥にある大きなガラスモザイクの壁画。このモザイク画の原画は設計者である菅原栄蔵によるもの。ホール内にはこの大きな壁画以外にもいくつかのガラスモザイク画があります。

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ほかにも目を見張るインテリアがてんこ盛り。柱にもタイルが貼られており、柱上部には麦の穂をイメージしたタイルが貼られています。照明器具のデザインもビールの泡を表現した水玉模様のものとぶどうの房をモチーフにしたもの(写真だとわからないですが)

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床のタイルも1934年の創業以来のもの。椅子もかっこいい。

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また、座る席によって違った空間が楽しめるのもいいです。入口付近だと壁画に向かって全体が見渡せますし、奥の方だと近くで壁画などを楽しめます。天井は伊豆諸島・新島のコーガ石(抗火石)とにかくきょろきょろして見るだけでも楽しい。

さて昼ごはん。昼間からビールをいただきました。ビヤホールだからね。ビール、うまい。

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そしてランチメニューから注文したのはスペシャルMIXフライランチ。ライス、パン、サラダのいずれかを選べます。写真の通りライスに、そしててんこもりの揚げ物。お腹いっぱいになりました。

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夜はしばらく行っていないですが、わいわいと活気があって楽しいですよ。

この銀座ライオンビル、2階から上にはビールとワインの店や、炉端料理といったほかの業態の飲食店が入っています。が入ったことがないので、いつか行きたいなと思います。

そしてこのサッポロライオン、日本各地に店舗があります。インテリアはもちろん異なりますが。CLUB LION CARDというポイントカードもあります。アプリでも利用可。心置きなく皆でビールと食事を楽しめるような生活に早く戻りたいものです。

銀座ライオン七丁目店

銀座ライオンビル - 銀座ライオン

美術建築師・菅原栄蔵 (住まい学大系)

美術建築師・菅原栄蔵 (住まい学大系)

  • 作者:菅原 定三
  • 発売日: 1994/12/01
  • メディア: 単行本
 

 

東京ステーションギャラリー「開校100周年 きたれ、バウハウス」展に行ってきた

7月17日から東京ステーションギャラリーで開催されている
「開校100周年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎」
に行ってきました。

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バウハウスとは、1919年ドイツのヴァイマールに、建築家ヴォルター・グロピウスにより開校された、工芸、デザイン、写真、絵画、建築など芸術分野における総合的な造形教育を行う学校。1925年にデッサウに移転。グロピウス設計のデッサウ校舎はモダニズム建築の代表作としても有名。このデッサウ校は1996年にユネスコ世界遺産に登録されています。1933年に閉校。「バウハウスは理念だった。それゆえに全ての世界中の先進的な学校に途方もない影響を与えた」というのは、バウハウス最後の校長であった建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉。

ちなみに昨年デッサウ校に行った話はこちら。

uchitosotoo.hatenablog.com

uchitosotoo.hatenablog.com

昨年2019年は開校100周年にあたり、さまざまな展示やイベントが催されており、この展示も昨年から日本国内で巡回展として五ヶ所にて開催、最後がこの東京。

チケットは事前予約、購入制。ステーションギャラリーの受付では購入できません。チケットについては後述します。

東京ステーションギャラリーは、JR東京駅丸の内北口改札を出てすぐ。外からだとこんなかんじ。

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丸の内北口

展示はというと、学校としてのバウハウスバウハウスの教育、工房と成果、「総合」の位相、バウハウスの日本人学生の5部構成。授業や課題でつくったり描いたりしたであろう作品の数々。絵画や写真といった平面のものから、プロダクトや家具、紙を使った立体のものまでさまざま。ポスターや写真は、本やウェブ上で見たことあるものがたくさんありました。全体的に楽しい展示でしたが、個人的には紙による素材演習やポスター、レタリング、プロダクト類がとくによかったです。
ひとつ、ボタンで装置が動く「光の彫刻」というものがあったのですが「新型コロナウィルス感染拡大防止のためボタンを触らないでください」といった注意書きがあったのですが、動いているところ見たかったな。まあしょうがない。

建築分野も量は多くなかったですがいくつか。なおヴァイマールの実験住宅、ハウス・アム・ホルンはおすすめです。

uchitosotoo.hatenablog.com


そして全体的にミサワコレクションのものが多かったな、と。どれだけ収蔵しているんだ、すごいぞミサワ。ミサワコレクションとは、住宅メーカーのミサワハウス株式会社が高井戸にあるミサワ総合研究所にミサワバウハウスコレクションという博物館を持っています。完全予約制、そして無料です。ずいぶん前に行ったことがあるのですが、また企画展の際には行きたい、ってこんなのやっていたのをいま知りました。

www.bauhaus.ac

ゆっくり見て二時間弱だったでしょうか。ミュージアムショップでこの展示の図録とBAUHAUSのロゴが表紙に入った測量野帳を購入。

 

 

チケットはローチケ(ローソンチケット)で事前購入必須。
一般1200円、高校・大学生1000円
一般障がい者割引1100円、高校・大学生障がい者割引900円
中学生以下無料(ステーションギャラリーホームページより)

「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」展|ローチケ[ローソンチケット] イベントチケット情報・販売・予約

一時間ごとの入館時間枠を選んで購入します。もともとローチケ会員で普段コンサートのチケットを買うときなどはいつもインターネット上で購入していますが、この展示のチケットはインターネット上だと時間枠の開始3時間前までの購入となります(ローソンでの引き取りは指定時間帯締め切り30分前まで)
その前にほかの予定があったので何時にしようか、もし間に合わなかったらなどと考え、ローソンのロッピーで購入することに。ロッピーの場合はその時間帯の締切の30分前まで購入できます。例:15時から16時の入館時間枠の場合、15時30分まで購入可。

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ということで、東京駅近辺のローソンで購入。発券手数料はかかりませんでした。平日だったからか売り切れもなく、すぐの時間帯を買えましたが、土日やお盆休みだと売り切れもあるかもしれませんので、事前にローチケホームページもチェックされるとよいかと思います。なお一度に一人2枚までの購入となります。詳しくはローチケの当該ページにて確認されるとよいかと。

こちらの展示、9月6日(日)まで。おすすめです、ぜひ。