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東京ステーションギャラリー「開校100周年 きたれ、バウハウス」展に行ってきた

7月17日から東京ステーションギャラリーで開催されている
「開校100周年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎」
に行ってきました。

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バウハウスとは、1919年ドイツのヴァイマールに、建築家ヴォルター・グロピウスにより開校された、工芸、デザイン、写真、絵画、建築など芸術分野における総合的な造形教育を行う学校。1925年にデッサウに移転。グロピウス設計のデッサウ校舎はモダニズム建築の代表作としても有名。このデッサウ校は1996年にユネスコ世界遺産に登録されています。1933年に閉校。「バウハウスは理念だった。それゆえに全ての世界中の先進的な学校に途方もない影響を与えた」というのは、バウハウス最後の校長であった建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉。

ちなみに昨年デッサウ校に行った話はこちら。

uchitosotoo.hatenablog.com

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昨年2019年は開校100周年にあたり、さまざまな展示やイベントが催されており、この展示も昨年から日本国内で巡回展として五ヶ所にて開催、最後がこの東京。

チケットは事前予約、購入制。ステーションギャラリーの受付では購入できません。チケットについては後述します。

東京ステーションギャラリーは、JR東京駅丸の内北口改札を出てすぐ。外からだとこんなかんじ。

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丸の内北口

展示はというと、学校としてのバウハウスバウハウスの教育、工房と成果、「総合」の位相、バウハウスの日本人学生の5部構成。授業や課題でつくったり描いたりしたであろう作品の数々。絵画や写真といった平面のものから、プロダクトや家具、紙を使った立体のものまでさまざま。ポスターや写真は、本やウェブ上で見たことあるものがたくさんありました。全体的に楽しい展示でしたが、個人的には紙による素材演習やポスター、レタリング、プロダクト類がとくによかったです。
ひとつ、ボタンで装置が動く「光の彫刻」というものがあったのですが「新型コロナウィルス感染拡大防止のためボタンを触らないでください」といった注意書きがあったのですが、動いているところ見たかったな。まあしょうがない。

建築分野も量は多くなかったですがいくつか。なおヴァイマールの実験住宅、ハウス・アム・ホルンはおすすめです。

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そして全体的にミサワコレクションのものが多かったな、と。どれだけ収蔵しているんだ、すごいぞミサワ。ミサワコレクションとは、住宅メーカーのミサワハウス株式会社が高井戸にあるミサワ総合研究所にミサワバウハウスコレクションという博物館を持っています。完全予約制、そして無料です。ずいぶん前に行ったことがあるのですが、また企画展の際には行きたい、ってこんなのやっていたのをいま知りました。

www.bauhaus.ac

ゆっくり見て二時間弱だったでしょうか。ミュージアムショップでこの展示の図録とBAUHAUSのロゴが表紙に入った測量野帳を購入。

 

 

チケットはローチケ(ローソンチケット)で事前購入必須。
一般1200円、高校・大学生1000円
一般障がい者割引1100円、高校・大学生障がい者割引900円
中学生以下無料(ステーションギャラリーホームページより)

「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」展|ローチケ[ローソンチケット] イベントチケット情報・販売・予約

一時間ごとの入館時間枠を選んで購入します。もともとローチケ会員で普段コンサートのチケットを買うときなどはいつもインターネット上で購入していますが、この展示のチケットはインターネット上だと時間枠の開始3時間前までの購入となります(ローソンでの引き取りは指定時間帯締め切り30分前まで)
その前にほかの予定があったので何時にしようか、もし間に合わなかったらなどと考え、ローソンのロッピーで購入することに。ロッピーの場合はその時間帯の締切の30分前まで購入できます。例:15時から16時の入館時間枠の場合、15時30分まで購入可。

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ということで、東京駅近辺のローソンで購入。発券手数料はかかりませんでした。平日だったからか売り切れもなく、すぐの時間帯を買えましたが、土日やお盆休みだと売り切れもあるかもしれませんので、事前にローチケホームページもチェックされるとよいかと思います。なお一度に一人2枚までの購入となります。詳しくはローチケの当該ページにて確認されるとよいかと。

こちらの展示、9月6日(日)まで。おすすめです、ぜひ。