海外のスーパーマーケットって楽しいですよね。
メキシコのスーパーではビニールのレジ袋はありません。有料でもありません。市場などではビニール袋に入れてくれるところもありますが、まあ質が悪い。メキシコに限らず海外あるあるだと思うけれどすぐ破ける。日本のビニール袋の優秀さに感動を覚えるくらい質がよろしくない。しょうがない。
スーパーのショッピングバッグ
各スーパーでショッピングバッグが売っており、各自その袋やエコバッグなどを持参します。レジ付近のラック、もくしはレジにて販売。通年売っている一般的なものはこんなかんじのポリプロピレンの不織布。
季節限定、シーズンものがおすすめ
イベント、お祝い事シーズンになると各スーパーでいろいろなデザインのものが販売されます。これがけっこうかわいい。不織布にがっつりプリントされている。
例えば独立記念日（9月16日）あたりは Viva México という文字とソンブレロ（帽子）がプリントされたものだったり、クリスマス時期は Feliz Navidad スペイン語でメリークリスマス、と入っていたり。シーズン物、けっこうかわいいんですよ。
メキシコ全開のとか。値段は普通のものは大きさとスーパーにもよるけれど10ペソくらいだったか、シーズン物だと20ペソ前後。
最近、メキシコの大型スーパーチェーン、ソリアナ Soliana で見つけたのはパベルピカド柄。これは独立記念日に向けたものなのかな。17.90ペソでした。袋は持っていたのだけどレジで見かけてつい購入。
いつの年に買ったか忘れたけれど、家でナイトメアクリスマスの柄のものを発見。どこで買ったかも覚えていないけど、ソリアナ以外っぽいな。あとディズニーキャラクターのものが売っていた時期もあったような。
メキシコっぽい柄、かわいい柄のものは日本でも評判がなかなかよいのと嵩張らないのでお土産にもおすすめです。某トレジョみたいにキャンバス地のオシャレなバッグではないけれど、結構いいんですよ。
なおそれなりに容量があるので基本的に丈夫ですが、重いものを入れすぎると持ち手が取れたりはします。
おまけ スーパーでの商品の買い方
レジは欧米でよく見かけるコンベヤー形状。前の人の商品が進んでスペースができたら、仕切りのバーを置いて自分が買うものを置きます。
メキシコのスーパーでは、レジに通したあとに（勝手に）商品を袋に詰める人がいます。おじいちゃん、おばあちゃん、学生っぽい若い子が多い。彼ら彼女らはスーパーから給料が出ているわけではなく、購入した商品を袋詰めしてもらった客からもらうチップが報酬。
（勝手に）と書いたのは、袋を渡したら頼んでいなくても入れる。最初はよくわからなくて、とりあえず袋を預けたらササッとレジを通ったものを入れられまして、サービスなのかなと思ったら周りの人はみんなお金を渡していると。
ですのでもし自分で袋詰めしたい場合は先に断りましょう。混んでる時は袋詰め部隊も何人か待機。袋詰めしてもらったら小銭でいいので渡しましょう。紙幣を渡している人はたまーーーに見るけれど、ほぼみんな小銭の印象、現金で払ったときのお釣りとか。相場はよくわからん。
以前めったに行かない高級スーパーで買い物をした時に、前の人が50ペソ紙幣を渡していて、おばあちゃんがめちゃくちゃありがとうと言っているのを見たことはある。
初めの頃は、正直頼んでないのに入れてくれちゃって、でもいくらか払わないといけないって謎、と思ったこともなくはなかったですが、いろんな仕事があるんだな、ということでよっぽど買ったものが少ないとき以外は袋詰めをお願いし、払うようにしています。
なんだろう、メキシコってなくてもいい仕事で少しでもお金を稼ぐことを生み出すのが上手い気がする。
セルフレジもあり
有人レジ以外にセルフレジもあるところが増えています。なお、パック詰されていない野菜や果物は基本的に量り売り、売り場に透明のビニール袋のロールがあるのでそれに入れます。セルフレジの場合はこれらの量り売りは秤に載せてプリントしたシールを貼る必要があるのですが、セルフレジの入り口に秤がある店舗とない店舗があるので、生鮮食品売り場で先に量っておいた方がよいです。
ぜひメキシコのスーパーで袋を探してみてください。
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