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モバイルパスポートコントロールでアメリカ入国審査をスムーズに快適に

年末年始ということで、海外旅行する方もいるのではないでしょうか。

アメリカへの入国に際して、2024年7月から運用開始されたモバイルパスポートコントロール Mobile Passport Control (MPC)

事前に登録をすることでアメリカの入国審査をスムーズにできるシステム、アプリで専用レーンが使えるという優れもの。

実際に利用してみたところ、待ち時間が大幅に短縮されとても便利だったのでおすすめしたい。

 

 

利用対象者

利用できるのは

  • 米国市民
  • 米国永住権保持者
  • カナダ国籍の米国B1/B2 VISA保持者
  • ESTA申請者かつESTA認証による渡航が2回目以降の者

自分の場合は4番目のESTA申請者として利用。

なお現在、アメリカ入国のためのESTA対象国は日本を含めて40カ国です。

アメリカ政府の公式ホームページはこちら(英語のみ)

Mobile Passport Control (MPC) | U.S. Customs and Border Protection

ESTA申請者のアメリカ渡航2回目以降とは

ESTAでのアメリカ入国が2回目以降から使用可能とありますが、前にアメリカ入国で使用したことのあるESTAが期限切れ、新たに申請し新しいESTA番号になったというパターンでも問題ありませんでした。

ただパスポート更新、変更に伴うESTA更新の場合はどうなるか不明。

過去の渡航記録とどのように紐づけているのだろう。パスポート番号が同じでESTA再申請の場合は簡単に紐づけられそうだけど、パスポート番号が変わるとまた変わってくるんだろうか。

事前準備

アプリをダウンロード。

Mobile Passport Control
Mobile Passport Control
開発元:US Customs and Border Protection
無料
posted withアプリーチ

2024年11月までは英語のみだったのですが、12月からアプリ内の一部の項目を除き日本語にも対応されました。

登録

アプリを開き「New Submission」を選択。現在、日本語では新たな提出と表示されるようです。

入国する空港の情報

アメリカに入国する際に利用する空港を選択。飛行機の場合と船の場合があります。

以下のスクリーンショットは英語ですが、現在は日本語対応しており「飛行機」「クルーズ船」と表示されます。

空港によってはターミナルを選択する必要があります。

空港を選択後、対応しているターミナルが表示されるため、該当するターミナルを選択します。


渡航者の情報を登録

「Create New traveler」をタップし、渡航者情報を入力します。パスポートの読み込みもしくは手動入力があります。読み込みを利用したい場合は、「Scan a Document」, 手動入力の場合は「Start from scratch」を選択。


次にNew Submission (日本語では新たな提出と表示されるようです)を選択、その後パスポート番号や名前、生年月日などを登録します。

以下はパスポートで登録した場合。同行家族がいる場合は「Add a Person」で追加できます。

登録が終わったら渡航者を選択、同行者がいる場合は渡航者全員を選択しProceed

 

PINを設定

この後、規約に同意し4桁のPINナンバーを設定します。

入国審査の質問に回答

6問の税関に関する「Yes」「No」で答える形式の質問に回答します。

実際には1問づつ答える形式になっています。以下はすべてNoと回答した後の画面です。

質問内容は

Q1 : 商用の物品を所持している?

Q2 : 現金または金融商品にして、$10,000以上の米ドル、または相当を所持している

Q3 : 免税を超える金額の物品を所持しているか?米国在住者は800米ドル、航空乗務員は200米ドルまで。

Q4 : 野菜、フルーツ、種、植物、食品、昆虫、肉や肉製品、乳製品、動物、カタツムリ、土などを持ち込んでいるか?

Q5 : 米国外で酪農家・農家などを訪問し家畜に触れたか?

Q6:病原菌、培養細胞、生物学的調査対象物を所持しているか? 

渡航目的

すべての質問に回答したあとは、渡航目的を選択します。

「Business」または「Pleasure」

観光の場合は「Pleasure」。乗り継ぎも「Pleasure」で問題ありませんでした。

以上の入力が終わると、入国情報、名前、質問の回答などが表示されるので間違いがないかを確認し、スクロールした一番下のSave CBP Formで保存します。

あとは到着後に手続きを行うため一旦アプリを閉じて問題ありません。

 

アメリカ到着後

アプリにアクセスし自撮り

入国審査の列は、アメリカ国籍者、外国人用、グローバルエントリー用といったものがありますが、MPC用の専用レーンもあります。

MPC用の列に入る前にアプリを起動。これにはインターネット接続。空港のフリーWi-fiが飛んでいるところもありますが、心配な方はアメリカでインターネット接続できる術、海外接続可能プラン、eSIMやポケットWi-fiなどを用意しておいてください。またバッテリーが切れていると当然使えませんので注意。

アプリを立ち上げると準備の最終段階に表示された画面が開くので、一番下の「Yes, Submit Now」をクリック。

その後顔写真を取るよう指示があるので自撮り。メガネや帽子などは外します。普段自撮りすることに慣れていない人間としては、こんなに難しいのか、となりました。

撮った写真が問題かければ Use Photo で写真を登録すると MPC Receipt (レシート)が表示れます。レシートの有効期限は4時間となり、カウントダウンが開始されます。

専用レーンに入る前、もしくは最後尾に並ぶと係員から上記の手続きをしたか聞かれたりスマホ画面を提示するよう言われますので、レーンに入る前に行いましょう。

入国審査MPC専用レーン

長蛇の列を横目に専用レーンへ。空港によって列の運用は異なるようですが、入港く審査が大幅に短縮されました。

入国審査が省略されるわけではない

審査自体が省略(スルー)されるわけではないです。

パスポート提示や顔写真撮影はあります。

以下は今までこのMPCを使った空港での様子。同じ空港でもターミナルによって異なるかもしれませんので参考までに。

ヒューストン国際空港(IAH)

MPC専用レーンに並んだものの、各ブースの待機列でアメリカ国籍保持者と順番に並ばされる(もちろん係員の誘導あり)

指紋採取:なし

質疑応答:一切なし、最初の挨拶と最後にTake careだけ言われた。

いままで複数回利用したことがあるヒューストン空港、この入国審査は30分から1時間かかっていましたが今回は約15分で終了。

空港のフリーWi-fi使用

サンフランシスコ国際空港(SFO)

指紋採取:なし

質疑応答:あり 「入国の目的は?」と「どこにいくのか?」

アメリカで使えるeSIMをスマホに入れていたため、それで接続(空港のWi-fiは未確認)

 

結論 アメリカに行くなら大変おすすめ

とうわけでとても便利。入国審査激混み、長蛇の列のところはとくに有り難さが身に染みそうです。シカゴとかどのくらい短縮されるんだろう。

アメリカに行く方で使用可能条件に当てはまる場合はぜひ利用をおすすめします。