ずいぶん前に国内移動の飛行機編にて、まだViva Aerobus ビバアエロブスは乗ったことがない、と書きましたが今となってはちょくちょく乗るようになりました。というわけで航空券の買い方などなど。エアロブスではなくアエロブス。
なおずいぶん前に書いたメキシコの飛行機に関してはこちら。
メキシコ最大級のLCC Viva Aerobus
何年か前は他に比べてめちゃくちゃ安いと感じていたのですが、最近そこまででもないかも？と。もちろんレガシーキャリアのアエロメヒコよりは安いですが。以前はInternetというそこそこ大きいLCCがあったのですが、コロナ禍で運航停止してしまいその影響もあるのかもしれません。
なおこのViva Aerobusは、メキシコ国内の他にアメリカ各都市、コロンビアなどにも就航しています。
Webサイトはこちら。
アプリはこちら。言語はデフォルトだとスペイン語ですが、設定で英語に変更化。以下アプリ画面で説明していきます。
アプリ設定
言語についてはiPhoneの場合、設定→Viva Aerobusアプリを選び→優先する言語で英語に変更可能。もしくはVivaのアプリを開いたトップ画面、下にあるメニューバーの一番右「Más」を開き一番下の「Configuración」を開きます。「Idioma」で言語、「Moneda」で通貨を変更することができます。言語についてはスペイン語か英語、通貨についてはメキシコペソのほかに、米ドル、オーストラリアドル、カナダドル、コロンビアペソ、ユーロ、英ポンドが選択可能です。残念ながら日本円はありません。
チケット購入
アプリ画面で説明、片道か往復か、行き先と日にちを選びます。
なおメキシコシティの場合、空港が3つあるので注意。
- AICM (スリーレターMEX) :メキシコシティ国際空港 Aeropuerto Internacional de la Ciudad de México 日本からの飛行機の発着はこの空港。市内中心部からのアクセスもよい。
- AIFA (スリーレターNLU) :フェリペ・アンヘレス空港 Aeropuerto Internacional Felipe Ángeles メキシコシティ中心部から50kmほど離れており遠い。
- Toluca (スリーレターTLC) : トルカ国際空港 Aeropuerto Internacional de Toluca メキシコシティ中心部から西の方、60kmほど離れており遠い。
料金体系、クラス Tarifa
- Zero : 一番安い 。荷物はいわゆる身の回り品（18X14X8 inch = 約45X35X20 cm）はOK、変更不可、座席指定は有料などなど
- Light : 荷物は身の回り品と手荷物込み、変更は3回まで変更手数料無料（差額支払いは必要）、座席指定は有料などなど
- Smart : 荷物は身の回り品と手荷物、預入荷物込み（55ポンド以内、縦＋横＋高さの合計が62インチ以内） 座席指定無料などなど
細かい条件についてはこのページの一番下、Discover our fares terms and conditions の項目を開くと書いてあります。
https://www.vivaaerobus.com/en-us/info/fares-and-combos
乗りたい便を選び、上記の3つのクラスを選びます。その後は搭乗者情報を入力し進みます。
Inflight entertainmentはゲームとか映画が見られるサービスですが、座席にモニターはありませんので自分のスマホなどで見ることになります。Viva Expressについては下に書きます。
あとは荷物を追加するか？とか、座席指定するか？といったページですね。ZeroとLightの座席指定については有料ですが、指定しない場合はWebチェックインする際に自動的に割り振られます。下にもう少し詳しく記載しています。
あとは保険です。今までつけたことはないですが、必要な方は選びましょう。
すべて必要なものは追加していき、最後に内容を確認し購入。各種クレジットカード、Pay palが使えます。空港使用税（TUA）はここで加算されます、この便の場合の空港使用税960ペソ（約8,500円）、高い、国内線なのに。たまに謎の割引があって、思ったより安いということもあります。
購入後は登録したメールアドレスにメールが届きます。
なお購入後24時間以内であればWeb上もしくはカスタマーセンターに電話し予約をキャンセル、返金することができますが、それ以降はキャンセル（返金）はできません。空港使用税は返金されますが、Webではできないとのこと。
追加・有料サービス
座席
ZeroとLightの座席指定については有料ですが、事前に指定していない場合Webチェックインする際に自動的に割り振られます。真ん中の席にしか割り振られたことがない。どうしても通路側、もしくは窓側がいい、とか同行者と隣の席を取りたい、という場合は座席指定料金を払って選択しましょう。また真偽不明ですが、ちょいちょいダブルブッキングが発生すると聞いたことがあるので、有料で座席指定をしていない場合（Smartは座席指定無料）はなるべくWebチェックインをした方がよいです。
Regular：146-507ペソ
Space+：195-668ペソ
VIP Priority ：240-824ペソ (優先搭乗あり)
なおLCCのためRegularはまあ狭いです。
日程変更
LightとSmartの場合、4時間前までにWebサイト上で変更可。Lightは3回まで、Smartは上限なし（と書いてあるが本当か？）カウンターでの変更は4時間前までなのか不明ですが、少なくともチェックイン締切時間後は出来ません。
Viva Express
専用チェックインカウンターでチェックイン、荷物を預けることができます。空港や時間帯によっては長蛇の列になるので、長時間並びたくない方に。なおフライトのチェックイン時間が過ぎたら当然使えないので注意。
空港使用税
表示される料金は空港使用税（TUA）が含まれていません。それがなかなかのお値段。なので最終的な金額を見るとあれ？となること多々あり。
Webチェックイン
ZeroとLightは72時間前から、Lightは10日前からWebチェックインができます。アプリを開くとWebチェックインが出来る旨の表示がでます。座席指定をしていない場合は、この時に自動で割り振られます。割り振られた座席から変更したい場合は、座席指定料金がかかります。
国際線（アメリカ行き）については、パスポート番号やビザ番号といったアメリカに入国するための書類の入力をする必要がありますが、ESTA番号の入力ができません。ホームページに「アメリカ入国にはビザ、ESTAが必要」と書いてあるのになぜESTA番号の入力ができないの。メキシコ人はアメリカに入国するのにビザが必要なのでメキシコ人および近隣諸国民向けなんだな、きっと。というわけで、ESTAでアメリカ入国する方はカウンターでチェックインする必要があります。ESTA番号の確認のほかに、滞在先（ホテルなど）を聞かれますので、住所がわかるものを用意しておきましょう。
預け荷物またはカウンターでチェックイン
空港カウンターでチェックイン、または預け荷物があるときはカウンターが長蛇の列になるので時間に余裕をもって行きましょう。国内線は2時間前までに、国際線は3時間前までに空港カウンターに行くように書かれています。国内線は出発時刻の45分前、国際線は1時間前にチェックインが閉まります。またアメリカにESTAを使って入国する場合、上記にも書いた通りWebチェックインができませんのでカウンターでチェックインするしかありません。
国内線の場合、預けるものがなくWebチェックイン済みで手元にQRコードがある場合は（空港の大きさにもよりますが）1時間前でもなんとか間に合わなくはないですが、便数が多いのもあり保安検査に時間がかかることもあるので余裕をもって空港に行くに越したことはないです。
また保安検査場に入る前にIDチェックがあるので、QRコードまたは搭乗券と一緒にパスポートなどを提示する必要があるります、準備しておきましょう。
遅延など
あります。ちょくちょくあります。なお遅延していても空港内のボードの表示がOn Timeのままなんてこともあります。出発時刻なのに表示が変わってないぞ、とかアナウンスもしてるんだかしてないんだかとか、搭乗口が変わってた、なんてことも。不安になったら周りの人やその辺にいる職員に聞くとかしましょう、と言っても職員もよくわかってない時もあったりなかったり。小さい空港だったら他社便も少ないのでまあどうにかなります。大きい空港でも、まあ今のところどうにかなっています。乗ってしまえばこっちのもの。
Dotersポイント
無料のポイントプログラムがあります。詳しくは下記のエントリーにて・航空券購入画面を進んでいくと、Dotersのポイントをつけるか？という表示が出てきます。アカウントもここで作成できます。
Viva Fan
有料の会員プログラム。割引などがあるようですがまだ利用したことがないので、今後利用する機会があれば追記します。
なおLCCのため、機内サービスは一切ありません。飲み物やスナックなどはすべて有料ですが、空港内で売っている飲み物や食べ物はやたらと高いので、それを考えると意外と良心的な価格な気がしないでもない。
では快適な空の旅を！
