オアハカの舞踊の祭り ゲラゲッツアに行ってきた 街中編
メキシコ南部のオアハカ Oaxacaで毎年7月に開催される、ラテンアメリカ最大規模の民族舞踊の祭
ゲラゲッツアGuelaguetza
オアハカ市中心部にあるゲラゲッツアのために建設された野外劇場、アウディトリオ・ゲラゲッツア Auditorio Guelaguetzaで鑑賞した話はこちら。
なお今年のゲラゲッツアは新型コロナウィルスの影響で残念ながら中止だそうです。来年を楽しみに!(2020年5月追記)
このゲラゲッツア期間にはアウディトリオ以外でも、街中でさまざまなイベントが行われていました。
街中にある切り絵の飾り、パペルピカド papel picadoもゲラゲッツア仕様。
本番前の土曜日にはセントロの北から南にかけて盛大なパレードが。死者の日とほぼ同じコースだったっぽい。Oaxaca Events オアハカイベンツというサイトでコース付きで乗っていました。
始まる前から沿道はすごい人で埋め尽くされていました。カラフルな衣装と踊り、飾り、音楽、どれをとっても最高。
ぐるぐる廻る花火とかすごい。丸い大きなバルーンのようなものに、地域名(グループ名)が書いてありました。
このパレードでもちょっとしたお菓子や特産物を沿道に向かって投げてくれます。楽しい。そしてアウディトリオ・ゲラゲッツアに出演するグループが出るとのことなので見応え抜群。2019年のゲラゲッツアのポスターの絵が帯についた水を配っていたり。
この日以外にもちょっとしたパレードがあったり、その辺の道で踊りが始まったり。
セントロをブラブラしていて音が聞こえる!と思って行ってみるとなにかやっていたりします。それと週末はサントドミンゴ教会で結婚式からのパレードがよくやっており、こちらも楽しいです。ゲラゲッツアの期間に結婚式を見た記憶があまりないが・・・
ほかにもソカロやサント・ドミンゴ教会近くの特設ステージで連日コンサートなどが行われていたり。
さらに!死者の日と同じくサント・ドミンゴ教会横の通りにはオアハカの村々のさまざまな民芸品を販売する特設テントが登場。このテント、ゲラゲッツア、死者の日、クリスマス前から年始にかけて、3月から4月にかけてのセマナ・サンタ(イースター)4回しか出ないという噂。
またオアハカのセントロだけでなく、周辺の村でもゲラゲッツアが行われます。自分はセントロで過ごしていたので足を伸ばしてはいないのですが、そちらもとても良さそう。場所によっては夜バスがない時間までやるそうなので(深夜とかではないけれど)タクシーをチャーターするとか最後まで見るのは諦めてバスのある時間に帰るなどする必要があるようです。
今年2020年のゲラゲッツアは7月20日と27日の月曜。その2日間以外にも街中でお祭り気分が味わえます。少し早い夏休みにいかがですか。
2020年のゲラゲッツアは中止。残念。