「リメンバー・ミー」の舞台でもあるオアハカの死者の日に行ってきた 街中編
10月31日から11月2日まで、墓地やそれぞれのご家庭を中心にさまざまなイベントが行われていた死者の日。オアハカではこの3日間以外や墓地以外の街中などでもさまざまなイベントが行われていました。
墓地に行った話はこちら。
街中の公共施設や各家庭ではマリーゴールドやフルーツなどできれいに飾られたオフレンダ Ofrendaと呼ばれる祭壇が置かれます。
街の中に少しづつ飾りつけが増えてきた10月26日の夕方にはセントロの街中でパレードが。これは仮装行列のような雰囲気もあり。この日以外にもセントロではバンドが演奏していたり、ゲラゲッツア(7月に行われるオアハカの祭り)の踊りが披露されていたりとどこかしらで何かがやっていました。ゲラゲッツアを見に行った話はこちら
10月31日にはセントロの北から南へのこれまた盛大なパレードがありました。沿道は人でいっぱい。かなり迫力がありました。パレードのバンドがまたいいんです。動画でお見せしたい。ゲラゲッツアのときもよくこの音楽聴いたな、というメロディが。このパレードについては、Oaxaca Events オアハカイベンツというその名の通りオアハカで行われるさまざまなイベントのスケジュールが掲載されているサイトにもルート付きで載っていました。その辺でやっているちょっとしたパレードなどは載っていませんが、この時期はあちらこちらで大きいものから小さいものまでたくさんやっていました。
Oaxaca Eventsはこちら。
10月31日あたりから11月2日頃まではソカロやセントロのさまざまなところで顔にメイクをしてくれる露店やお店がいっぱい。自分もしてもらいました。31日はフルフェイス、1日は半分。2日はもういいかな、ということでナシ。肌が変なかんじがしたし。だいたいフルフェイスは150ペソ(約900円)、半分は100ペソ(約600円)というところが多かった。すごくアーティスティックなところは200ペソ(約1200円)くらいだったようです。
街中はどこを見てもガイコツガイコツマリーゴールドガイコツマリーゴールド。
それと歩いている子どもたちのペイントと仮装がめちゃくちゃかわいい。ほっこり。
サント・ドミンゴ教会のすぐ近くの通りにはオアハカの村々のさまざまな民芸品を販売する特設テントが。このテント、夏のゲラゲッツア、死者の日、クリスマス前から年始にかけて、3月から4月にかけてのセマナ・サンタ(イースター)4回しか出ないと聞いたことがあります。
クオリティの高いものが多いようで、けっこういい値段のものもありますが日本で買うより断然お得。セントロにたくさんある民芸品店でもいろいろ売っていますが、このテントならではのものも多いようです。またそれぞれの村に行って現地で購入することもできますが、あまり時間がない方には一同にいろいろなものを見ることができるので良いと思います。クレジットカードが使えるブースもあります。
とにかく街中死者の日!死者の日!!死者の日!!!
意外だったのが、死者の日期間が終わったあとの撤収がけっこう早かったこと。なんだかのんびりしているメキシコ、片付けももっとのんびりしているのかと思っていた(失礼)
オアハカのセントロだけでなく、周辺の村々でもそれぞれの死者の日のイベントをやっていたようなのでちょっと足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
2003年にユネスコ無形文化遺産に登録されたメキシコの死者の日。正式名称は「死者に捧げる先住民の祭礼行事」なお死者の日はオアハカだけでなくメキシコ全土で行われるので、この時期にメキシコに行ってみるのはいかがでしょうか。
主人公ミゲルが死者の国で最初に連れて行かれる建物のモデルになったらしい、メキシコシティの郵便局についてはこちら。
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