オアハカの市場 メルカド
メキシコには各地に市場があります。市場はスペイン語でメルカド Mercado。オアハカにもいくつかのメルカドがあります。その中でも大きくてメジャーなメルカドを紹介します。
Netflixのドキュメンタリー「ストリート・グルメを求めて:ラテンアメリカ」のシーズン1エピソード3の舞台はこのオアハカ。11月20日市場やアバストス市場が登場します。
ベニートフアレス市場と11月20日市場
主に日用雑貨や食材、お土産にもなる民芸品などを売っているベニート・フアレス市場 Mercado Benito Juarez
食堂が多い11月20日市場 Mercado de 20 de Noviembre 食材も売っています。
鶏肉が皮を剥いた姿のまま売っていたり、チャプリネスというバッタの揚げ物もあります。オアハカの人はチャプリネスが大好きらしく、友人は家でチャプリネスのタコスを作って食べるらしい。一度買って食べたことがありますが味はなかなか濃い。色は赤黒いかんじですが姿はそのままバッタ。
元祖裂けるチーズでケシージョと呼ばれるオアハカチーズも売っています。ベニート・フアレス市場の方がオアハカチーズを売っている店が多い気がします。
11月20日市場の食堂の中で面白いというか初めて行ったときに面食らったのが炭火焼肉バルバコアのゾーン。「ストリート・グルメを求めて」に登場しますが煙でめちゃくちゃモクモクしてる。ずらっと並んでいる店で肉やチョリソーなどを購入します。野菜やサルサ、ワカモレなどは一カ所で別購入。買った肉は焼いて席まで持ってきてくれます。いわゆる日本の焼肉とは違いますがこれがうまい。トルティーヤに巻いて食べると最高。お手頃価格でおなかいっぱい食べられます。
この2つのメルカドは道を挟んで隣にあるので見て回るには便利です。また周辺はほかにも商店や民芸品店、食堂などいろいろあります。が洒落た店はサント・ドミンゴ教会周辺の方が多い。
アバストス市場 Mercado de Abastos
上の2つのメルカドから徒歩で10分ほど西の方にアバストス市場 Mercado de Abastosという巨大なメルカドがあります。上の地図の左端に載っているところです。こちらも「ストリート・グルメを求めて」に登場します。メインの建物とそのまわりの青空市場。土日がとくにすごいです。何でも売っていそう。日曜日に行ったら端の方でベッドとか売っていました。青空の下で。どうやって持って帰るのだろう、ってトラックしかないか。
そしてなかり広いのでどこから入ったかかわからなくなったり、ここさっきも通ったぞ、ということになりがち。野菜や果物がスーパーマーケットに比べて安いです。とくに果物の安さに感動します、パパイヤやマンゴーなどといった日本でとくにいい値段のするフルーツはここでの価格にびっくりします。買いにくるのは地元民が多く活気がすごい。
土日はとくに人が多いのとあまり治安がよろしくないそうなので、スリやひったくりなどに気をつけましょう。
おまけ オーガニックマーケット Mercado Orgánico La Cosecha Oaxaca
こちらは大きくない、むしろこじんまりしているのと野菜や日用品が売っているわけではないのですがおすすめ。小さなカフェのような店が並んでおり、おいしいコーヒーやジュース、食事、ケーキなどが楽しめます。おしゃれ。客はほぼ観光客で土日や観光客の多いシーズンの昼から午後にかけては席が空いていないことも。屋外なので天気が良い日はとくに気持ちいいです。何度も行ったのになぜか写真がない。
オアハカにはほかにもいくつかのメルカドがあります。ぜひお気に入りのメルカドを探してみてください。
メルカドといったメキシコの街中にあるものについてはこちら。