メキシコシティの歴史地区にある
メキシコシティ中央郵便局 Palacio Postal
世界一美しい郵便局との異名もあるとかないとか。
メキシコの死者の日を描いた映画、リメンバー・ミー(原題:Coco)の中で、主人公ミゲルが死者の国で最初に連れて行かれる建物のモデルになったらしい。
1800年代、すぐ近くにあるベジャス・アルテス宮殿 Palacio de Bellas Artesの設計も行ったイタリアの建築家アダモ・ボアリによる設計。今でも現役で使われています。
最寄り駅
メトロ Metor:Bellas Artes駅(2,8号線)
メトロブス Metrobus:Bellas Artes駅(4号線)
歴史地区のためこの周辺にはアラメダ公園 Alameda Centralやベジャス・アルテス宮殿など見るところがたくさんあるので、ぶらぶらしながら行ってみるのもいいかと。アラメダ公園には馬に乗った騎馬警察がパトロールしています。警察官はつばの大きい帽子ソンブレロを被り、リメンバー・ミーに登場するミュージシャン、デラクルスのようなビシッとした服を着ています。デラクルスは白い上下ですが警察官は黒の上下。夏など暑い時期はジャケットなしで白いシャツを着ています。
さっそく中に入ってみると、本当だ、優雅、豪華、きれい。
こんなにきれいな郵便局初めて見たかも、そんなにいろいろ見たことあるわけじゃないけど。これは世界一美しい郵便局というのもうなずける。
宮殿か何かのような階段、どうやら以前は観光客も2階まで上がることができたらしいのですが、現在は上がれなくなっておりロープが置いてありました。たしかに自分も含めて観光客たくさんいたもんなあ。この日は階段の奥にある部屋でなにやら子ども向けのイベントが行われていたようで、小さなお子さんが出入りしていました。
エレベーターも重厚できらびやか。
カウンターも重厚でかっこいい。
窓口にはたくさんの人が並んでおり郵便物を出していました。
大きな荷物を端の方でパッキングしている人がちょこちょこ。
天井と照明も優雅だこと。
このときは手紙を出すことはなかったけれど、また今度行ったときには出してみようかな。