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国立映画アーカイブでイームズ作品集が上映されるぞ

旅行についてつらつら書いているところなのだが、国立映画アーカイブ(旧 東京国立近代美術館フィルムセンター)で開催される「アメリカ議会図書館 映画コレクション」にてイームズ作品集が上映されるというのを見かけたので。

チャールズ&レイ・イームズ Charles&Ray Eamesとは、家具、建築物、映像作品、おもちゃなど様々なデザインを手がけたチャールズ・イームズとレイ・イームズの夫妻。

 

 

 

成形合板の名作椅子、LCW(Lounge Chair Metal)やDCW(Dining Chair Wood)、同じく成形合板の骨折用添え木レッグ・スプリント
ファイバーグラス製のシェルチェア
イームズケーススタディ・ハウス No.8
などなどほかにも多数の作品があり、20世紀、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー夫妻である。

そんなイームズの映像作品の最高傑作といえば、
パワーズ・オブ・テン Powers of Ten (1977年)

チャールズ&レイ・イームズの映像世界」という映像作品が収録されているDVDに入っているのだが、イームズ夫妻最高傑作にして、20世紀アメリカ映像界最大の成果のひとつであると紹介されている。

 

芝生でピクニックをしている人物たちの映像からから始まり、その人物たちを中心にどんどんカメラが10の累乗で上へと上がっていき太陽系、銀河、宇宙へ、そしてまた下へと戻っていき、寝転んでいる人物の中、細胞の中まで入っていくという旅である。
説明が下手なのは許して。観ればわかる。
初めて観たのは学生のときだったか、それはもう興奮した。今回上映されることを知って久しぶりに観てみたのだけどやはりわくわくした。

観ればわかる、と書いていたところ、YouTubeのEames OfficeチャンネルでPowers of Ten with Japanese translation.(日本語訳付)バージョンを発見。


Powers of Ten with Japanese translation



今回「アメリカ議会図書館映画コレクション」にてイームズ作品集が上映されるのは、11月2日(土) 15:30〜、11月8日(金) 19:00〜の2回

イームズ・ラウンジ・チェア
・メキシコの祝祭〜死者の日
・おもちゃの汽車のトッカータ
・情報機械
スミソニアン協会
パワーズ・オブ・テン
計70分とのこと。
10月17日より前売券販売。

www.nfaj.go.jp

大画面で観られる機会はなかなかないしこれは行きたいぞ。

ぜひ。