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家でも旅行でも使える!IKEAのファスナー付きバッグ

家にいる時間が長いので、家の中を整理したりする機会がいつもより少しだけ増えたのですが、もう少し世の中が落ち着いてきたら買い足そうと思っているものの一つ
IKEAの青い袋、フラクタ トロリー用バッグ

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でかい、ファスナー付き、うれしいお値段、税込でなんと399円。
家でも旅行でも使えるなかなかな優れものだと思っています。

FRAKTA フラクタ トロリー用バッグ - ブルー - IKEA


公式サイトによると、

長さ:73cm
奥行き:35cm
高さ: 30cm
最大荷重: 25kg
容量: 76L

とのこと。でかい。
なお最大荷重についてはちょっと疑問が。これは後述します。

 

 

 

自宅ではテントやアウトドア用の折りたたみ椅子を入れて使っています。両方ともちゃんとした専用の袋に入っているのでこれに入れる必要があるかと問われたらないかもしれないけれど。そのまま持って行けるし。同じ用途のグッズをまとめて収納できるのと、ある程度物を入れる事によって四角の形状を保てることができれば、ものを重ねて置くことができるという利点があるというのが個人的な感想です。

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 旅行ではというと、海外に行くときはバックパックのみで回ることもあり。移動が多いときは道中では嵩張るものを買うのを控えたりするのだが、帰国する前に物欲が膨らんで勢いに任せて買い物したりします。しかし!増えた荷物を持って帰るバッグやらスーツケースがない。スーツケースを買うという手もあるけれど、自宅にすでに持っているので増やしたくないし、段ボールを手に入れようにも海外ではあんまり売っていない、どこかの店で貰うとしてもかなりのコミュ力が必要となるであろう。時間も限られる。

 

そこでこの袋の登場であります。畳めるのでコンパクト(店頭で販売している時はきれいに畳んである)、バックパックに入れておいても場所をとらない。今まで数回、この袋に荷物を詰めて預け入れ荷物として無事に持って帰ってきました。


ただし!あくまでも袋。そしてスーツケースなどとは異なり切ろうと思えば簡単に切れてしまう、切られてしまう可能性もなきにしもあらず。衝撃を抑えられるものでもない。なので貴重品は入れない、最悪なくなってしまっても諦めのつく物のみ入れるようにしています。ヨレヨレの服とか食べ物とか。などと言っておきながら、一応チャックには鍵をつけて預けるようにしています。それと乗り継ぎがあるような場面で使ったことはないです、無事だったことの因果関係はわかりませんがなんとなく。

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ダイヤル式のワイヤーロックを付けています

なおIKEAのwebサイトでこれを背負っている写真が載っていますが、そこまで重くないと背負うのは便利。ただ重いものを入れまくった状態で背負うと持ち手が肩や脇周辺に食い込みえらい事になります。
それと重いものを入れすぎて破けたことあり。そうなると悲惨、ツラい。最大荷重25kgとは書いてあるけれど、破けたときはそこまでは入れてはいなかった。キャリーなんかに乗せたり、何かに積みかえる一瞬とかであれば行けるのかもしれないけれど。まあこの値段だし破けてもあきらめがつきますが、出先で破れるとえらいことになるので注意しましょう。そのときはガムテープを買って補強しました。

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この袋専用のキャリー(ガラガラ)があるのだけれど、そのままの形なのでやたらとでかい。折りたたむことができるのであれば最高なんだけれどな。買おうかと検討したことがあるのだけれど、店頭で現物を見て断念。

FRAKTA フラクタ トロリー - ブルー - IKEA


わざわざこの袋だけを買いに行くほどではないかもしれないけれど、あったらけっこう便利な使い勝手のよい袋だと思っております。
店舗が近くにない場合、IKEAの公式サイトからでも購入可能ですが配送料がまあまあかかりますね、小物は990円から(沖縄、離島は3000円!)

配送サービス|IKEA【公式】 - IKEA


Amazonでもちょっと割高だけど売ってる。定価の約2倍、送料はほかのものと合わせて購入して送料無料にするか、プライム会員だったら送料無料になるので袋自体は割高だけどありかも。 

もう少し落ち着いてきたら買いに行こう。 

エメラルドグリーンに輝く!?バカラル湖 

ユカタン半島、キンタナロー州に位置するバカラル Bacalar
トゥルムから車で2時間半ほどの街です。カンクンからだとトゥルムを経由して5時間弱ほど。ADOのバスを利用して行きました。のんびりとしたこの街に七色に輝く湖と言われる
バカラル湖 Laguna Bacalarがあります。

 

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細長い形状をしており長さは55kmほど、幅は最も広いところで2.5kmほどの大きさの湖。地下に流れている水脈により水が供給されているようです。水深が異なることにより7色の異なる青に輝くと言われています。 

  

 

 

有料ゾーン Balneario Mágico Bacalar

有料と無料のゾーンがあるというのと、有料の方がきれいという情報のもとさっそく湖方面へ。無料ゾーンは行きませんでした。Balneario Mágico Bacalarという有料ゾーンのゲートを発見、入ることに。

 

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料金はたしか20ペソ。入口で紙製のリストバンドを着けてもらい入場。入ると右手に更衣室とトイレ、左手に水着やシュノーケル、水中メガネ、お土産が置いてある店が入っている建物。その先にレストランがあります。レストランで有料の荷物預かりがありましたが預けませんでした。とくに問題はなかったですが心配な方は預けましょう。金額はレストランの兄ちゃんに聞いたのですが忘れてしまった。なお上のマップはレストランにピンが立っています。

 

さて、目の前に広がる湖、到着したときは空がどんよりしていたのもあり想像していたのと違う・・・

 

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しかし少しづつ雲が切れていき 

 

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おお、きれいじゃないか!エメラルドグリーンもしくはターコイズグリーンというのだろうか。七色まではいかなかった、四、五色といったところだったかな。 

 

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そして透明度がすごかった。遠くから見ると湖底の砂が白っぽいせいか乳白がかった印象があったのだけど、近くでみると透き通った青緑。もしかしたら天気のせいもあったのかもしれない。とにかく空が晴れてからはとても美しかったです。ざばざば泳いだり、桟橋の先や岸辺に寝転がって日光浴したりとみんなのんびり過ごしていました。写真撮っていなかったけれど大きなスライダーもあったな。

 

もう一カ所の有料ゾーン Balneario Ecológico

Balneario Mágico Bacalarを出て、前の通りを300mほど北に行くともう一カ所有料ゾーンBalneario Ecológicoがあります。料金は忘れてしまったのですが10ペソ20ペソ程度でした。ここもきれいなエメラルドグリーン。

 

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Balneario Mágico Bacalarに比べると湖畔はこじんまりしていましたがけっこう人がいました。芝生が生えているところもありましたがまばらなので下に敷くシートなんかがあれば持っていくと良いと思います。

 

バカラルの街 

バカラルのもうひとつの観光スポット、サン・フェリペ要塞 Fuerte de San Felipeの前に公園があり、そのまわりにレストランや小さな商店が並んでいます。その周辺以外にも水着などを売っている店やカフェ、レストラン、スーパーマーケットがぽつぽつとありました。おしゃれなカフェなんかはほぼ欧米人らしき観光客のみ。服や水着の類の店はなんというかあまり洒落っ気づいてなかった。本当にのんびり、こじんまりとした街という印象でした。バス停からセントロまでの道ものどかの一言。まだそこまでメジャーな観光地ではないようですが今後どうなっていくのでしょう。

 

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街中にあったグラフィック

 

ADOのバスターミナル

バカラルのADOバスターミナルはとてもコンパクト。ターミナルというより小屋というか何というか。ほかのところみたいにバスが停車するプラットホームというのがなかった。トイレはないのでとなりの個人商店で借りる、もちろん有料。
トゥルムからは2時間半ほど、カンクンからだとトゥルムを経由して5時間弱ほど。トゥルムなどからはコレクティーボ(乗り合いバン)も出ているようで、何台かバンを見かけました。

 

本当にのどかでのんびり過ごしたい街でした、また行く機会があったらゆっくり滞在したいところです。

絶景!メキシコの古代遺跡 トゥルム遺跡

メキシコ屈指のリゾート地カンクンからバスで2時間ほどの街Tulum トゥルム。
ここにあるのがカリブ海に面した絶壁の上に建てられたマヤ文明の遺跡、トゥルム遺跡
これが絶景なんです。

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トゥルム遺跡とは

 マヤ文明末期に栄えた城郭都市(じょうかく)の遺跡で要塞のよう。
13世紀から15世紀の間に繁栄しました。1518年にスペインの探検隊が到達、その後スペインによる侵略、占領が始まりましたがおよそ70年間を生き延びました。 
またトゥルムはユカテコ語(ユカタン半島で話される先住民の言語、マヤ語)で壁、フェンスを表すそうで、遺跡を取り囲む壁はトゥルムの砦を侵入者から守ったとのことです。

 

 

 

行き方

グランセノーテからそんなに離れていないので、セノーテに行ったあと自転車で行きました。セノーテからでなくても、街の中心から自転車で行ける距離です。むしろセノーテよりちょっと近い。セントロにあるTULUMの文字オブジェから行くと、307号(カンクン・トゥルム自動車道)を東方向にひたすら進みます。グランセノーテからだとSúper Akíというスーパーマーケットを左に(東に)曲がりしばらく行ったところです。セントロからでも歩くとそれなりの距離なので自転車もしくはタクシーやコレクティーボ(乗り合いタクシー)などを利用するとよいかと。

 

 

uchitosotoo.hatenablog.com

 

遺跡へ

ショッピングモールのようなゾーン

到着し敷地に入ると、なんと一大ショッピングモールのようなスペースが広がる。いろいろなお土産屋からレストラン、カフェ、ドラッグストアなんかもあったような。最初は本当に遺跡があるのだろうか、というかいいのかこれ、などと思ったもののけっこう楽しかった。メキシコペソとUSドルの両方で価格表示がされていてカンクンぽい。

 

いざ遺跡へ

ショッピングモールゾーンをぬけてしばらく進むと遺跡の入口へ。けっこう距離があります。入場料80ペソ(約400円、1ペソ5円で計算、2020年5月現在)
チケットを見せていざ入場。しばらくちょっとしたジャングルのような木が生い茂った道を歩きます。 

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道中にいたイグアナ

階段を登ったりしながら進んで行くと城壁の一部が出てきます。そこをくぐりさらにしばらく歩くと、

海!うみ!カリブ海!遺跡! 

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まず海が見えてきます

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そして遺跡。黒い点は鳥。

すごい、めちゃくちゃきれいだ。天気もよかったし空も海も青い、青すぎる。
まず順番に建物を見ていくことに。ほかの遺跡のように建物内に入れない、登れないのでのんびり見て廻れます。登ることができるピラミッドとかあると、勾配きつい!とか言いながら張り切って登って翌日に足ガクガクなんてこともあるけれどここは登れないのでそんなことにはならない。建物がぎっちり並んでいるという感じではなく、広い敷地にぽつぽつと離れて点在していました。それとイグアナがたくさん。

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 道順の通りに廻っていくと中央神殿というひときわ大きい建物があるのですが、高さ12mの岸壁の上に建っており、崖が見えることろからの姿がとんでもなくかっこいい。めちゃくちゃきれいです。感動すら覚えました。 

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 建物を見たあとは、崖下にあるビーチにも降りることができます。階段が急なので気をつけましょう。なおメキシコ人の入場が無料になる日曜日だったためか、めちゃくちゃ混んでしました。写真を見返したのですが人だらけ。海、きれいだった。なお少し離れたところにウミガメが産卵するゾーンがあるのですが、そこは入ってはいけません。

 

近くのビーチにも寄り道できちゃう

遺跡を見たあとは、近くの公共ビーチに。
トゥルム遺跡を出て少し南に行くとプラヤ・サンタフェ Playa Santa Feやプラヤ・パライソ Playa Paraiso、プラヤ・マヤ Playa Mayaといったビーチがあります(playaはスペイン語で海岸、ビーチ)

 海、きれいだった。みんな寝転がって日光浴したりのんびりしていました。開発されまくりのリゾートというかんじではないところがよかったです。

 とにかくびっくりするほどきれいな景色です。壮大な遺跡と真っ青な空と海。カンクンから日帰りも可能なトゥルム、おすすめです。

 

トゥルム遺跡 Zona Arqueológica de Tulum

8:00-17:00(入場16:30まで)

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