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空港の保安検査でひっかかる うっかりするもの 出し忘れがちなものも

飛行機に乗る際に必ず通る保安検査場。ひっかかるようなものは持っていない、と自信満々で通るのですがうっかり持っていたり、これはダメなのかということがなきにしもあらず。そんなものをまとめました。

液体

これはおなじみ液体。国際線は1容器につき100 ml以下、かつ容量1リットル以下のジップロックのようなジッパー付きの透明のプラスチック袋ものに入れる必要があります。

何も考えずに機内持ち込みにしようとして、保安検査場で没収されたのがナッツのハチミツ漬け。たしかフランスで空港に行く直前に街中で買い物をし、預け入れ荷物を開けるのが面倒だったのでそのまま持って保安検査に行ったらダメでした。けっこう大きかった、100mlどころじゃなかった。たしかに液体だ。

また液体類でうっかりしがちなのが歯磨き粉やクリーム類。

歯磨き粉については短い旅行の場合、トラベル用の袋やケースに入っているものがありますが、長期間の旅行やこれでないと、というものがある場合は大きいものを持っていきたくなりますよね。日本の歯磨き粉、優秀だし。

なおシュミテクトで99gという内容量のものがあり、初めて見た時は感動すら覚えました。保安検査で『これ多いんじゃないか?』とひっかかったことがありましたが、ドヤ顔で「これギリギリ大丈夫だから」と99gの表示を見せたことがあります。

日本の国内線は、1容器あたり0.5リットル以下と国際線に比べて緩いですね。

電子辞書

ノートパソコンやタブレットは、バッグに入ってたら出してトレーに入れてねと言われるのと、ある程度の大きさがある、そしてバッグから出すものという潜在意識があります。

忘れがちなのが電子辞書。バッグに入れたままX線の検査装置を通すと海外の空港の保安検査でひっかかりがち、かつ『これ何?』と聞かれる。海外ではあまりお馴染みではないらしい電子辞書、そのままElectronic dictionary と答えてはいるけど、何だそれと思われていそうな気がしなくはない。たいていの場合、もう一度検査装置に通されます。

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コンベックス 金属メジャー

これは工具にあたるので機内持ち込み不可。とある国の国内線で没収されました。それまでに何度か手荷物で持って搭乗したことがあったのと、その国まで行った国際線およびすでに搭乗した国内線は大丈夫だったので、没収された時まで持ち込み不可だと知らなかった。でもダメです。

「これはダメだ」とメジャー部分をシャキーンと出し入れされながら言われました。

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出発地の免税店で買った液体 乗り継ぎ時に没収の可能性

例えば日本の空港の免税店で100 ml以上の液体、酒類や化粧品などを購入→到着地で乗り継ぎの際に手荷物を受け取らない場合(スルーバゲージで最終到着地まで荷物を受け取らなくて良い場合)は、乗り継ぎ地の保安検査で没収されます。

通しで航空券を買っている場合は要注意。免税店で会計する時に店員さんが「乗り継ぎはないか?」と確認してくれたりはするんですけどね。

アメリカ乗り継ぎの場合は、基本的にアメリカ入国時に受託手荷物を一度受け取らないといけないので、受け取ったあと荷物に入れ再度預けることができますが、

  • ANA : ヒューストン空港でユナイテッド航空の国際線へ同日乗り継ぎ
  • JAL : ダラス空港でアメリカン航空の国際線へ同日乗り継ぎ

の通しのチケットの場合はスルーバゲージとなります。荷物が出てくるのをバゲージクレームで待ち受け取ったり再度預けるといった手間が省けるので便利ですが、このパターンの場合は日本での保安検査後に購入したものは手荷物のままなので、もし100 ml以上の液体物を日本の免税店で購入し持っていたら没収。

出発地で受託手荷物 乗り継ぎ便で受託手荷物を購入していなかった場合

これは知人の体験談ですが、100 ml 以上の液体物を持って日本からアメリカへ。日本からの国際線はもともと受託手荷物込みの航空券のため預け入れ。アメリカ到着後に国内線乗り継ぎ。国内線は受託手荷物が含まれていない航空券だったそうですが、もともと荷物が少ないのもあって追加購入しておらず、国際線で預けた荷物をピックアップしたあと手荷物で。もちろん国内線の保安検査場で没収。うっかりしていたとはいえ悲しいお話。

中国はライターNG

中国まで行くときは問題ありませんが、中国で乗り継ぎする時に没収されます。喫煙所には固定されているライターがあります。

カッターなどの刃物

これはどう考えても機内持ち込み不可、一度ペンケースに入れっぱなしにしていたのを忘れていて、当然保安検査で没収。何でこんなもの持っているんだ、という圧を感じました、以後気をつけなければ。

新千歳空港で、制限区域内の店舗ではさみが紛失したということで、区域内にいた乗客全員、保安検査やり直しということがあったようで。見つかったのだろうか、はさみ。

スムーズに保安検査を通るために、持ち物には気をつけましょう!自分もね!

なおアメリカの保安検査場のボディスキャナーで、ポケットに入れていた紙を指摘されるということがありました。荷物だけでなくポケットの中もチェック大事。

uchitosotoo.hatenablog.com