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メキシコの女性画家 フリーダ・カーロの映画「Frida」

近代メキシコを代表するアーティスト、

フリーダ・カーロ Frida Kahlo

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1907年7月6日メキシコシティのコヨアカン生まれ、1954年7月13日死去。
眉毛が繋がった女性の肖像画を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
なおメキシコでは萌え絵のフリーダグッズをよく見かけます。

 

 

情熱の画家と呼ばれ、現在もファンの多いフリーダ。雑誌VOGUEの表紙を飾ったことも。また民族芸術の第一人者でもあります。
6歳のときに病気で右足が不自由になり、さらに18歳のときにバスの事故に遭い瀕死の状態になり3ヶ月の間ベッドの上での生活になりますが手術、リハビリを乗り超え画家に。

22歳の時にメキシコの代表的な画家ディエゴ・リベラ Diego Rivera(当時42歳)と結婚。夫リベラは多くの壁画作品で知られ、メキシコの壁画運動においてたくさんの作品を残しています。メキシコシティにあるメキシコ国立自治大学の中央大学都市キャンパスにもリベラの作品があります。

uchitosotoo.hatenablog.com

リベラが大の女性好きでまあ大変なんですけど、その反動なのかわかりませんがフリーダもほかの男性と関係を持ったりしまして、一度離婚するものちに再婚。後遺症に苦しみながらも多くの作品を遺し47歳で生涯を終えました。
画家としてだけでなく、民族芸術家、活動家としても活躍。


このフリーダの生涯を描いた映画 Frida
2002年アメリカの作品。

tsutaya.tsite.jp
幼少の頃の病気については描写がなく、バスの事故の少し前の学生時代から始まります。フリーダの作品は彼女の苦しみ、痛みを表現したものが多く、作品が生まれた場面も映画の中で表現されています。

フリーダの描いた作品はもちろんですが、映画に出てくる音楽や衣装、インテリアもよい。おしゃれです。アカデミー賞歌曲賞、美術賞、作曲賞、衣装デザイン賞など6部門受賞しています。

作中、特徴のある建物が2つ出てきます。
1つはオープニングから出てきて目を引く青い家 La Casa Azul-Museo Frida Kahlo
フリーダの生家であり、ずっとではないですが夫リベラと暮らし、フリーダが亡くなった家。「フリーダ・カーロ博物館 青の家」として一般公開されています(2020年4月上旬現在新型コロナウィルスの影響で休館中)

https://www.museofridakahlo.org.mx/es/el-museo/


もう1つはディエゴ・リベラと暮らしていた家で2棟が渡り廊下で繋がった建物。形と色特徴的、そしてサボテン。博物館「ディエゴ・リベラフリーダ・カーロの家」 Museo Casa Estudio Diego Rivera y Frida Kahlo として一般公開されています。(2020年4月上旬現在新型コロナウィルスの影響で休館中)

https://estudiodiegorivera.inba.gob.mx/

休館中ということで、Facebookページなどでバーチャルツアーが公開されています。
なお開設はスペイン語

 

以前メキシコに滞在しているときにNETFLIXで見たのですが、日本だと見られないようで。Amazonプライムビデオにもなし。動画配信サービスだとTSUTAYA TVは見られるみたいです。
もしくはレンタルか中古DVDとかですかね。どうやらスペイン語ではなくて英語っぽいのが残念ですが。残念と行っておきながらスペイン語たいしてわからんのですけど、せっかくなので元の言語で見たい派。NETFLIXで見たときはスペイン語選べたんですよね、スペイン語圏にいたからだけど。また見たいので英語でもいいから見てみようかな。

フリーダ [DVD]

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  • 発売日: 2010/08/27
  • メディア: DVD
 

外出自粛でいつもより時間がある方も多いのではないでしょうか。ゆっくり映画鑑賞いかがですか。