アルネ・ヤコブセンのバンカーズウォッチ 旧モデル
旅行話ではなくデザインの話でも。
デンマークの建築家、デザイナーのアルネ・ヤコブセン Arne Jacobsen
セブンチェアやスワンチェアなどでおなじみかと。
晩年のヤコブセンの最高傑作とも言われる「デンマーク国立銀行」を設計した際、トータルデザインに基づき家具や水栓器具等とともに手掛けた時計「BANKERS」
オリジナルを元に、ROSENDAHL社やヤコブセンファミリーが監修し再現されています。
シンプルだけど文字盤がゆるくカーブしていたりと格好良いな、と思い6年程前に購入。3〜4万円台だった記憶がありいわゆる高級時計ではない、というか高級時計持ってない。
2016年にリニューアルする前の旧型のもので、現在販売されているものとは異なる点が。
まず時刻を合わせるためのゼンマイ、リューズがない。
リューズがないことでオリジナルの時計に近いフォルム。
裏面中央のへこみを押して調整するので、ぴったりに合わせるのはなかなか難しい。
シャープペンの先、芯を出さない状態で押すことが多い。なお合わせたい時刻を過ぎてしまうとまた12回転させることになるのであります。
このリニューアル(といっても3,4年前だけれど)時刻調整をする際の利便性を高めるというのと、 ベルト交換が容易にできるよう留め具部分を改良、とのこと。
確かに時刻を合わせるのに多少手間はかかるのだけど、それでもこのリューズがないフォルムが好みだな。
もう一点、ベルトの形状。
これは見た目はあまり変わらない気もするのだけれど、旧型は一本になっている。
一度ベルトを交換したときのものをなぜか保管していた。交換は裏面のネジを外してケースと蓋(というのだろうか)に挟む。ベルトを購入したとき小さなドライバーが付属していたので自分で交換可能でした。
現在のモデルは2本に分かれている。
レザーもワックスコーティングのものから、柔らかい質感のものに変わっている。
フェイスの大きさも34mm,40mm,46mmの3サイズから30mm,34mm,40mmの3サイズになったみたいだ。46mmはなかなか大きかった。
このBANKERS WATCHのほかに、CITY HALL WATCH、STATION WATCH、ROMAN WATCHがある。
リニューアル前にほかのモデルも買っておけばよかった。
それと旧型の替えベルト、いつまで取り扱ってくれるのかわからないので買っておこうかな。
なお現行モデルはオフィシャルサイト
ARNE JACOBSEN / アルネ・ヤコブセン 時計 オフィシャルサイト
を見ると、ストラップを選べるようなので見るだけでも面白いかも。
Custum Orderというところをクリックするとフェイスとストラップを選べます。
ウェブからの購入は正規販売店のNORDIC Feelingのページに飛びます。ちなみに交換したストラップはここで買いました。
文字盤の各時間のところ(なんていうのかわからん)に12ヶの小さい四角が並んでおり、1時は1番内側の四角、3時は3番目の四角にだけ色がついているのとかもすごいかっこ良いと思うんだな。壁掛け時計、欲しくなってきた。