メキシコのサンドイッチ トルタ
メキシコ風サンドイッチといえばトルタ Torta
タコスに並ぶメキシコの大衆食、ローカルフードです。屋台やtortería トルテリアと呼ばれるトルタの店、いろいろなメニューがある食堂などで食べることができます。メキシコでは家でトルタを作って食べることも多々あるそうなので、まさにローカルフード。
ボリージョという楕円形の見た目は小さいフランスパン、でも食感は柔らかいパンや、円形の柔らかいパンに具が挟んであります。
ボリージョのトルタの写真がなかった、なぜだ。
店にもよりますがフリホーレスという豆のペーストかマヨネーズを塗ったパンに、ハム jamon、チョリソー chorizo、ミラネーゼ miranesa （薄くたたいた肉にパン粉をつけてあげたもの）チキン Polloなどといったメインの具とトマトやアボカドなどの野菜が挟んであります。ケサディージャと呼ばれるオアハカチーズが入っているものも。朝や昼には屋台でトルタを買ってその場でかぶりついて食べている人がたくさんいます。これがボリュームがあってうまい。
上の写真のトルタは下にフリホーレスが塗ってあり、ハムと野菜が挟んであります。屋台で20ペソ程度（約120円）
辛いチリソースが入っているものや店もあるので、辛いものが苦手な方は少なめにしてもらうか、なしにしてもらうのも手です。メキシコのチリソースは本当に辛いので通常の量だと「辛っ！」てなることが多々あり。これはトルタに限らずですが。見た目が観光客だと「picante? ピカンテ？」「chile? チレ？」などと聞かれたりすることもあるので、なしにしてもらうか「un poquito ウン ポキート（少なく）」と頼むとよいと思います。picanteは辛い、の意味です。なしにしてもらうときは「sin picante シン ピカンテ」や「sin chille シン チレ」と言えばなしにしてもらえます。sinは〇〇なし。sinのかわりにnoでも大丈夫だと思います。ちなみにsinの逆はconで、〇〇ありになります。それと「シン ピカンテ」などの後ろに「por favor ポル ファボール（お願いします）」をつけるとよいです。
それと生野菜が入っているのもあるので、メキシコの屋台料理などにお腹が慣れていないときはちょっと注意かも。
いろいろな具があるので日替りで食べるのも楽しいですよ。いろいろ試してみてお好みのトルタを見つけてみてください。
