メキシコの屋台でトッピングつきのとうもろこしを食べる
メキシコといえばとうもろこし
タコスの皮、トルティーヤの原材料でもありトルティーヤはメキシコの主食
メキシコではとうもろこしは「聖なる植物」とされ、とうもろこしの神様もいます。日本でいうところの米のような存在ではなかろうか。
メキシコの街ではタコスなどの屋台のほかにとうもろこしの屋台をよく見かけます。焼きとうもろこしもありますが、メキシコならではのものを。
茹で、もしくは焼きとうもろこしにマヨネーズを塗りたくり、チーズをかけ、上からチリ(スペイン語ではchile チレという)サルサをかけたもの。
elotes エローテスといいます。
茹でが多い、というか茹でのみのところはありますが焼きのみのところはない印象。茹でと焼きの両方ある屋台もあったりします。
これがなかなかくせになる味でおいしい。マヨネーズがそこまでこってりしていないので、想像するより味は濃くないと思います。カロリーは高そうだけど。とうもろこし自体は日本のスイートコーンのような甘さはないかな。なのでこのトッピングがあうのかもしれない。
初めて食べたときはトッピングを全部普通の量にしてもらったところ、チリが辛くてしばらく唇がヒリヒリして大変だったので、以降はチリ少なめで、とお願いしています。
同じ屋台で売っていることが多いもう一種類。実をはずした茹でとうもろこしをコップに入れ、ライムをしぼり、上からマヨネーズ、チーズをかけチレサルサをかけたもの。
こちらはesquites エスキーテスといいます。こちらもおいしい。食べているうちに茹で汁とトッピングが混ざっていい案配になります。
ちなみにメキシコシティではあまり見かけなかった気がする、もしかしたら屋台の数が多すぎて見落としているのかもしれないけれど。
オアハカは20ペソ、プエブラは15ペソの屋台が多かったような。だいたいそれぞれの街で相場というか値段が決まっているような気がします。
日本の茹でとうもろこしや醤油をたっぷりつけた焼きとうもろこしとはまた違ったおいしさがあるのでぜひ一度試してみてください。もちろん人それぞれの好みにはよりますが。
書いてたらとうもろこし食べたくなってきた。